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【Q&A】水泳でダイエットって、効率がいいんでしょうか?
2015年8月28日
画像:Nike
水泳とダイエットにまつわる3つのご質問に、ミューロンのトレーナーがお答えします。
気になる質問をクリックして、ミューロンのトレーナーからの回答を見てくださいね!
画像:Instagram
Q1.水泳によるカロリー消費量って、ダイエットしようと思うと効率が高いものですか?
水泳って大幅にカロリーを消費できると聞きました。
一時間やったらどれくらいのカロリーを消費できますか?
ダイエットしようと思っているのですが、毎日そんなに時間が取れないので、短時間で沢山のカロリーを消費できるものをダイエットで取り入れようと思っています。
よろしくお願いします。
まりん☆さん(女性、受付、28歳)
橘トレーナーからの回答
まりん☆さん、こんにちは!
まず、水泳を行うメリットは全身運動であること、ジョギングなどと比べると身体への負担が少なく怪我の発生率が低いという点にあります。
そして、問題の消費カリーですが、時速約8kmで行うジョギングとクロール、時速約10kmで行うジョギングと平泳ぎでほぼ同等のカロリー消費を期待することができます!
この部分だけを考えると、水泳は運動の中でも効率よくカロリー消費を見込めるスポーツであることがわかります。
ですが、さらに効率よくカロリーを消費したいのであれば、現在アメリカで流行の兆しを見せ始めている”インターバルトレーニング”という方法があります。
インターバルトレーニングとは、動いては休むを繰り返すトレーニングで、1分間走って1分間休むという動作を5回繰り返すものです!
このトレーニングを行うと、身体はEPOCという状態になり、運動後にもカロリー消費が継続すると考えられています。
このトレーニング方法の中でもHIITというトレーニングは通常の有酸素運動の約6倍のカロリー消費を期待することができますが、トレーニングそのものがきついというデメリットを持っています。
つまり、運動に慣れていない方にかなりきついです・・・。
まりん☆さんが現在あまり運動に慣れていない状態なのであれば、身体への負担が少ない水泳からはじめてみることをおすすまします!(^^)
ミューロントレーナー橘
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Q2.水泳って部分やせダイエットできますか?
水泳って部分やせダイエットはできますか?
水泳だと全身運動なので、満遍なく筋肉がついていいような気がするのですが、下半身痩せしたいんです。
上半身はクロールやバタフライでも動かしますし、筋肉痛になったりしそうですが、バタ足だけで下半身が痩せるのか心配です。
よろしくお願いします。
敦子さん(営業職、31歳)
岡田トレーナーからの回答
敦子さん、こんにちは!
結論からお話しますと、水泳での部分痩せは難しいと思います。
ただし、水泳は全身運動ですのでカロリーオーバーにならない食事を続けたうえで行うのであれば、皮下脂肪が減って痩せることができます。
私たちの体型は遺伝子の影響を強く受けますが、これに伴い、脂肪のつき方も決まってきます。
また、欧米人女性がヒップに脂肪か付きやすいのに対して、日本人女性は脚に脂肪がつきやすいという遺伝子をもともと持っています。
そのため、下半身痩せを願う女性が多くなるということですね。
敦子さんが最も気にしている部分はヒップでしょうか?
それとも、太ももでしょうか?
これらの部分は、猫背などの普段の姿勢、骨盤の位置のズレ、O脚やX脚のように、骨格が影響を及ぼして太く見えていることも少なくはありません。
まずは、この部分をチェックしてみましょう。
また、筋肉を鍛えるとその部分が引き締まり、実際のサイズには変化が現れなくても引き締まって細く見えるようになります。
冒頭でもお話しましたが、水泳での部分痩せは難しいのですが、下半身の筋肉を鍛えれば、必ず細く見えるようになりますので、ぜひ、下半身トレーニングに励んでみて下さいね!
ミューロントレーナー岡田
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Q3.水泳でダイエットすると、胸がなくなったりしませんか?
水泳でダイエットって胸がなくなったりしませんか?
水泳をすると、肩まわりの筋肉を沢山使うと思うのですが、なんとなく胸の脂肪が筋肉にすりかわって胸がなくなってしまうのではと心配になりました。
必要な胸の脂肪が、エネルギーとして使われてなくなるということはありますか?
きゅう。さん(主婦、38歳)
上原トレーナーからの回答
はじめまして!
女性にとってバストが小さくなる心配は大問題ですよね。その気持ち、痛いほどよくわかります。
今回のご質問は、運動によってバストの脂肪が筋肉にすり替わってしまうのではないか?
ということですが、脂肪が筋肉にすり替わるということはなく、ただ単にダイエットで脂肪が落ちるということになります。
また、バストは身体の中でも脂肪が集まりやすい部分であるため、急激な食事制限を行うと真っ先になくなってしまう可能性があり、これは運動であっても同様です。
つまり、水泳で痩せることはできても、バストがなくなってしまう可能性は十分に考えられるということになります。
水泳は全身運動ですし、バストを支えている大胸筋の発達には大いに役立ちますが、水泳だけで大胸筋を発達させるためにはアスリート並みのトレーニングが必要となります。
この部分を考えると、きゅうさんの場合ではダイエットを開始する前に、ひとまず大胸筋を鍛える筋トレを行うことがおススメです。
つまり、バストの脂肪がなくなってしまう前に、バストの土台を作っておくということですね。
また、ダイエット開始後にも週2~3回の筋トレを行うと、脂肪が減ってしまってもバストダウンを回避できる可能が高くなります!
ミューロントレーナー上原
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